風つかいのビーン 濱田琉陽

鹿児島県立奄美図書館主催 

第5回ネリヤカナヤ創作童話コンクール 

小学2年生の部 最優秀賞

 

 「あああ、てん校したくないな。」

けんたは小学二年生。この春、大きな町からこのかけろまじまにかぞくでひっこししてきたのです。

「友だちできるかなあ。」

はじめてのてん校なのでいつもの元気がなかなか出ませんでした。

「けんた、さんぽでもしてきたら。」

おかあさんにそう言われて、海の見える山みちをさんぽすることにしました。

山のてっぺんまでのぼると、

「うわー、きれいだあ。」

たいようの光をはんしゃして、海はキラキラとかがやいています。

「山のてっぺんは、気もちいいな。」

すずしい風がふいてきたそのときです。

「キュルルルー。」

今までに聞いたことのないとりのなきごえが聞こえてきたのです。

 

・・・さて、お話はこの後どうなるのでしょう?

 

風つかいのビーン 濱田琉陽
021風使いのビーン.mp3
MP3 オーディオファイル 9.2 MB

Copyright (C) 2010  Ryo HAMADA and Amami Library 

音楽は、はまだゆかりさんより使用許可を得て使用しています。

 

語り:花本弘子  音楽&効果音:ひぐま  イラスト:Mackey

Copyright(C)2011 Hiroko Hanamoto, Hitoshi Yamaguchi, Makie Akazawa, All rights Reserved

 

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