醜い家鴨(あひる)の子 アンデルセン 菊池寛訳

「あの中の一羽は何てみょうちきりんな顔をしているんだろう。あんなのここに入れてやるもんか。」

そう言ったと思うと、突然一羽飛び出してきて、それの首のところを噛んだのでした。

「何をなさるんです」と母親は怒鳴りました・

「これは何にも悪いことをした覚えなんかないじゃありませんか。」

 

「そうさ。だけどあんまり図体が大き過ぎてみっともない面してるからよ。」

と、意地悪のアヒルが言い返すのでした。

「だから追い出しちまわなきゃ。」

 

・・・さて、お話はこの後どうなるのでしょう?

醜い家鴨(あひる)の子 アンデルセン 菊池寛訳
008醜い家鴨の子.mp3
MP3 オーディオファイル 7.0 MB

語り:花本弘子  音楽&効果音:ひぐま  イラスト:Mackey

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