ひぐまアートワーク。第6弾 「トラウマ犬」

Copyright(C)2011_Hitoshi Yamaguchi. All Rights Reserved
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針金ハンガーアート第6弾は「犬」です。

この作品もカードホルダーにしたり、鍵をぶら下げるなどの実用性があります。

 

実は我が家にも犬がいます。

7年前に迷い込んで来て、なぜか我が家に居座ってしまいました。

我が家の「お犬様」の名前は「フリ」です。

しっぽをぶんぶん振り回すので、そんな名前がつきました。

秋田犬っぽい中型のミックス(雑種)です。

前の飼い主におそらく虐待された感じがあって、我が家に来た時には足に針金が刺さっていたり、

白い軽自動車に異様に威嚇して吠えるなど、何かのトラウマを持っています。

基本的に心のどこかで人間を信用していないところが多々あります。

 

実は私は、中型犬が小さな頃から大の苦手です。

幼い頃、裏の家が買っていたアイヌ犬数匹が何かの拍子で小屋を出て、私に迫って来て、

逃げまどう私のお尻(たぶんズボンだけ)に噛み付いたのが原因だと思います。

「中型犬=噛む=何をするかわからない」というのが私の中の公式であり、トラウマです。

だから自分が犬を飼うなどとは夢にも思いませんでした。

でも誰も引き取り手がなく、そのまま行くと保健所行きになるので、

しゃーなしに我が家の一員となりました。

 

でも毎晩、どんなに仕事から遅くなっても、

小1時間、フリと散歩します。

しゃーなしと思いながらも、その時間を楽しんでいる自分がいます。

 

どちらもトラウマを持った同士の夜の散歩デート。

そんな奇妙な付き合いが7年間も続いています。

コメントをお書きください

コメント: 3
  • #1

    たっちゃん (土曜日, 03 12月 2011 08:45)

    しゃーなしっていいですね。
    それも縁というものですね!

  • #2

    こっさん (土曜日, 03 12月 2011 09:32)

    素敵なお話。

    出会いによって人は拓いていく。

    やっぱり素敵です。

  • #3

    joint-honeybee (日曜日, 04 12月 2011 08:10)

    人との出会いや動物との出会い、
    本当に不思議ですよね。
    いろんな出会いや縁を「必然」と感じられた時、
    自分の方向性が、ふと変わるような気がします。

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