2013年を振り返って

 

番組プロデューサーのひぐまです。

皆様、本当にお久しぶりです。

 

2013年が幕を閉じ、新しい年が始まろうとしていますが、本年は7月以来、番組更新が滞りました。

 

私は中学校の教員をしています。

大阪府では、平成28年度高校入試の内申が相対評価から、いわゆる絶対評価に変わるという事で、その制度的な危機感から夏に関連論文を書きました。私の勤める中学校では、入試制度に関わらず、授業改革を最大の目的として、この6年間先駆けて「目標に準拠した評価」を行ってきました。2学期に入ると、大阪府下の学校や教育委員会から講師依頼が殺到し、主に「目標に準拠した評価の方法」と「テスティング理論」について、講義や発表に奔走していました。

 

番組では、今まで学校の外から学校内部へと活かせる取材を行ってきましたが、最近は学校の内部的・直接的なことで現場の教育活動を支援してきました。また研究会や大学院での発表も含めて、約2ヶ月間で18件の講義を行いました。さらに3学期にも講義依頼がすでにたくさん来ています。私の専門研究分野は本来「認知文法論」ですが、しばらくは「学習評価論」での講義で、各教育現場のお役に立てるよう、力を注ぎたいと考えています。

 

さて、

2014年は、番組としては特に「朗読作品制作」に力を入れて行きたいと考えています。

今、ボランティア活動も含めて、「朗読」や「絵本の読み聞かせ」に注目が集まっています。特にシニア層が、社会貢献のためにがんばっています。番組が制作した「花本弘子のことばの玉手箱」の朗読作品や、道徳のための朗読など、非常にアクセスが多いのもその社会現象を反映しているように感じます。

声に出して物語を読むことは、まずは自分の心と身体の健康に役立ち、それが子どもや読書が困難な方々の役に立ちます。パフォーマーもリスナーも、皆、元気と教養が高まります。

「生きる」ことを大きく実感できることの一つに、「人の役に立つ」ことの実感があるように思います。

共に学べる番組作りを、番組スタッフ一同、心がけたいと考えています。

今後も変わらぬご支援をよろしくお願い致します。

 

では、皆様、良いお年を!

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