「内部疾患障がい」について知ろう!特集 2011.11.1配信 11月号

高音質版(128kbps・ステレオ)
Joint広場HB第70回放送「内部疾患障害について」石橋壽子さん特集20111
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Joint広場HB第70回放送「内部疾患障害について」石橋壽子さん特集20111
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「『障がい』は個人の中にではなく、社会の中にある。」

石橋壽子さんは言い切ります。

「障がい」を「個性」としてではなく、

「社会の中での生きにくさ」ととらえ直した時、

新たな課題が隠し絵のように浮かび上がってきます。

 

最も見えにくいといわれる

「内部疾患障がい」を通して

全国の皆さんと、

この課題について考え始めてみたいと思います。

 

                                      ひぐま

hanaでぇす!

Honeybeeファンの皆様、1ヶ月のご無沙汰でした。

さて!11月号は!ブログでも予告致しましたとおり、

「内部障がい・内部疾患」について お送りします。

このマークを皆さんはご存知ですか? ↑

全国的にみて まだまだ普及率の上がらない、

認知度の低いマークのようです。

が、地域によってばらつきがあり、

ほとんどの住民が認知しているところもあります。 (遅れるな!大阪!)

 

←今回、ゲストとしてお迎えしたのは

「ハートプラスの会」の会員でもある 石橋壽子(いしばしひさこ)さん。

石橋 さんは、3年前に心臓疾患の大きな手術を受け

それ以来、1級障がい者の手帳を持つようになりました。

 

収録の少し前には、内部障がいとユニバーサルデザインについて

大阪府貝塚市立第二中学校で講演もお願いしました。

 「たこ焼きのおばちゃん」 は人気上々だったそうですよ~(笑)!!

そう。石橋さんは、「たこ焼きのおばちゃん」なのです→→→

 

今回の収録は石橋さんのお店、「まる・ころ・たま」にて。

 

残念なり、Bunbun。Bunbunは収録当日、

「よさこい」踊りのイベントのためお休み。

たこ焼きゲットならず。。。。。

 

といわけで、11月号はひぐま先生がパーソナリティです。

さて。  「内部障がい・内部疾患」。聞いたことはありますか?

 

「見えない障がい」とも言われています。

 

それゆえ、様々な場所、様々なシチュエーションで、

健常者と思い込まれてしまうところから 辛さ、しんどさを判ってもらえない、遠慮してしまう など、

まだまだ不条理なコトが繰り返されてしまっているのです。

 

駅の障がい者用のトイレから出ると警備員さんが声高に「ここは障害者専用だ」と注意してくる、

スーパーの駐車場で障がい者用のスペースに駐車して車から降りると、あからさまに白い目線で見られる、

電車の優先座席に座るのに躊躇してしまう、

 

そんな現実の中、内部障がい者であることをみんなに知ってほしい、わかってほしい と作られたのが、

ハートプラスマーク。

 

行政に働きかけ、公的機関を主体に街中のあらゆる場所へ提示、

同時にマークが意味することの知識を普及させることで

いま、少しずつながらも理解の輪が広がりつつあります。

しかし、この活動には地域によって温度差があるのが現状。

京都府では、ほぼ全ての公的機関、場所にはこのマークが提示され、

利用者の認知度も高い。

なのに、別の地域ではほとんどの人が「知らない」のです。

「体の内部に障がいがある・内臓疾患がある」ことを表すこのマーク。

大阪府下でもこれからどんどん目にする機会が増えるはずです。

是非、しっかり見て 記憶してください!

 

 

ちなみに 石橋さんの持っているバッグには

こんな感じでハートプラスマークがついています~~~ →

石橋さんの住んでいる和泉市では、

市が一緒に活動に取り組んでいるそうです。

 

一人一人がしっかり知ること、広めていくこと も、

勿論大切ですが、行政が素早く反応してくれると

知識・意識の浸透スピードは大きく変わります。

 

 

バリアフリーとユニバーサルデザインの違い。それはなんでしょう?

「視点の違い」。

石橋さんがとってもわかりやすく教えてくれます。 (要・チェック!音源ファイルを今すぐダウンロード!)

 

目に見えない障がい のなかには、内部疾患以外にも様々なものが含まれること、

見た目では判らない ことが 思い込みを呼び 思いやりを忘れさせてしまうこと、

人の心がバリアフリーになったとき、ユニバーサルデザインが生まれる。

石橋さんのお話、興味深く進んでいきます。

その傍らで漂う、たこ焼きの良い香り。。。。。。

番組後半ではちょっとたこ焼きショップの話題も・・・・・・

「まる・ころ・たま」は和泉府中の駅からまっすぐ商店街を抜けて

大阪和泉泉南線との交差点からすぐのところにあります。

和泉市の企画、チャレンジショップ事業の一環で立ち上がったお店。

石橋さんは昔、阪南市在住の折、自宅ガレージでたこ焼き屋を経験。

子供たちの間で石橋さんの焼くたこ焼きが話題になり、

いつしか子供たちのコミュニティが出来上がります。

そこへ高齢者も参加、暖かな地元の小社会が育っていたそう。

番組の最後、石橋さんに改めて

「パーキングパーミット」駐車場問題

について お話をうかがいました。

 

「うぁ。この問題を手短に話すのは難しい。」

 

と冷や汗タラリの石橋さん。

がんばって~!

たこやきで盛り上がってしまって

尺(放送時間の限度枠)が

足らないのよ~~~~っ!

 

そしてラストスパート、

駐車場問題について語っていただきました。

この部分は10月24日MBSテレビ放送の

Voiceでも取り上げられていた話題です。

 

障がい者用の駐車スペースに障がい者が駐車できない何故 を語っていただきました。

これには心無き健常者の「なりすまし」や、不届き者のど厚かましい利己主義も上げられます。

が、基本的には、

「ここは障がいのある人が使うスペースなのですよ。」という正しい認識と優しさゆえの正義感が、

「このスペースに堂々と停めるなんて」という冷ややかな目や声に変わってしまい、

内部疾患・内部障がいを持つ人に、心もとない悲しい思いが訪れるのです。

 

目に見えない障がい は 心の障壁を取り去ることで 互いに認め合い理解しあうことが出来る。

本当に正しい知識と広い視野の中で相手を思いやればきっと世の中はもっと良くなる。

 

石橋さんからのメッセージが心に響きました。

 

 

小さなお店ですから 状況によって

石橋さんとゆっくり話すことは難しいかもしれませんが、

「まる・ころ・たま」で たこ焼き と たこせん と たこ吸い を味わってみてください。飲み物もあります。

葱無し生姜無し、テンカスいっぱい たこ新鮮! です。

あったかい味です。

大阪のほんわかお母ちゃん、石橋さんが一生懸命焼いてます!!

 

是非お立ち寄り下さい。

 

 

 

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